■竹下佳江さんも審査
女子バレーボールVリーグ1部(V1)ヴィクトリーナ姫路がスポーツマーケティングをテーマとしたビジネススクールを開講することになり、受講出願の先行募集が始まった。
スクールは4月から半年間、水曜の夜に行われ、ヴィクトリーナ姫路の運営会社社長・橋本明さんがチーム立ち上げからの経験をもとに、マーケティングの理論や実務を教える。
また会社経営者や学識経験者らの講演も予定され、修了時のプレゼンテーションでは、運営会社取締役の竹下佳江さん(ヴィクトリーナ姫路前監督)が審査に加わる。
定員は男女20名ずつ。受講料は無料で、1月21日からヴィクトリーナ姫路の公式ホームページで出願の先行募集が始まった。
■ゼロからトップリーグへ
ヴィクトリーナ姫路は2016年に選手ゼロ、スポンサーゼロでスタートした。
当初は竹下さんが監督、眞鍋政義さん(現・女子バレーボール日本代表監督)がゼネラルマネージャーを務め、選手全員がプロ契約している。
Vリーグは企業に所属するチームが多いが、ヴィクトリーナ姫路は、多くの地元企業がスポンサーとなってチームを支える“市民チーム”の道を選んだ。
チームは3年でトップのV1に昇格し、スポンサーは播州を中心に360社に及んでいる。
(浮田信明)