2022年01月21日(金曜日) 16:58 地域・まち文化・スポーツ

【ヴィクトリーナ姫路】ビジネススクールを開講へ、ノウハウを“伝授”

  • (左)橋本明社長、(右)竹下佳江さん/昨年12月

■竹下佳江さんも審査

女子バレーボールVリーグ1部(V1)ヴィクトリーナ姫路がスポーツマーケティングをテーマとしたビジネススクールを開講することになり、受講出願の先行募集が始まった。

スクールは4月から半年間、水曜の夜に行われ、ヴィクトリーナ姫路の運営会社社長・橋本明さんがチーム立ち上げからの経験をもとに、マーケティングの理論や実務を教える。

また会社経営者や学識経験者らの講演も予定され、修了時のプレゼンテーションでは、運営会社取締役の竹下佳江さん(ヴィクトリーナ姫路前監督)が審査に加わる。

定員は男女20名ずつ。受講料は無料で、1月21日からヴィクトリーナ姫路の公式ホームページで出願の先行募集が始まった。

■ゼロからトップリーグへ

ヴィクトリーナ姫路は2016年に選手ゼロ、スポンサーゼロでスタートした。
当初は竹下さんが監督、眞鍋政義さん(現・女子バレーボール日本代表監督)がゼネラルマネージャーを務め、選手全員がプロ契約している。

Vリーグは企業に所属するチームが多いが、ヴィクトリーナ姫路は、多くの地元企業がスポンサーとなってチームを支える“市民チーム”の道を選んだ。

チームは3年でトップのV1に昇格し、スポンサーは播州を中心に360社に及んでいる。
(浮田信明)

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