姫路市にある日本玩具博物館では、ことしの干支・寅にちなんだおもちゃを一堂に集めた企画展が開かれています。
国内外のおもちゃを所蔵する姫路市の日本玩具博物館では、毎年、干支をテーマにした企画展を開催しています。
会場には、かつて「日本一の虎コレクター」と呼ばれた長尾善三さんが集めた郷土玩具を中心におよそ400点が展示されています。
銀行員だった長尾さんは全国の赴任先などで収集に励み、生涯で1万点の虎製品を集め、遺族が博物館におよそ1300点を寄贈したということです。
戦前の品も多く、同じ張り子の虎でも表情や色など地域ごとの違いを見比べることができます。 この企画展は日本玩具博物館で2月23日まで開かれています。