・姫路2‐3デンソー/1月15日
・姫路1‐3デンソー/1月16日
女子バレーボールVリーグ1部(V1)ヴィクトリーナ姫路は、2022年最初の試合をホームでデンソーエアリービーズと行い連敗した。
全33試合を戦うV1リーグのレギュラーラウンドは折り返しを迎え、3連覇を狙うJTマーヴェラス(練習拠点:西宮市)が首位をキープしている。
姫路は4勝12敗で10位。
■流れ変えたが…
15日の試合。
姫路は序盤から18-25、19-25と2セットを落とし、後がなくなった。
中谷監督は第3セットからキャプテン貞包と渡邉を投入。得点源のプラク(オランダ代表)をセッター対角の位置に変えて反撃し、25-21、25-18と2セット連取して追い付いた。
最終セットも粘ったが、13-14からスパイクをコート隅に決められ、チャレンジも実らず惜敗した。
姫路はフルセットまで戦っため1ポイントを獲得した。
■ベンチメンバーが成長
16日の試合。
姫路は2セットを先取され、第3セットは25-20で奪い返したが、第4セットをデュースの末、26-28で落とした。
第1セット、4-10とリードされた所で、中谷監督はレギュラーセッターの櫻井に代えてルーキー坊野(19歳 170cm 金蘭会高)を起用。坊野は第2セット以降も先発しブロックを1本決めた。
また第3セットからは、Vリーグ参入時からのメンバー・大元(ミドルブロッカー)を先発させた。
試合後、中谷監督は「今まで出場機会の少なかった大元や坊野の活躍はじめ、ベンチメンバーの活躍は成長を感じられるものがありました」と語った。
チームの大黒柱・プラクは2試合で計53得点を挙げ、総得点368でランキング2位につけている。
(浮田信明)