兵庫県三木市では神戸のボランティア団体が主催する追悼行事に東日本大震災の被災者らが参列し、阪神淡路大震災と東日本大震災の犠牲者に祈りが捧げられました。
この追悼行事はボランティア団体「神戸・心絆(ここな)」が阪神淡路大震災と東日本大震災の犠牲者を追悼すると共に宮城県名取市閖上地区の被災者たちと被災地同士の交流を深めようと行っているものです。
去年は新型コロナウイルスの影響でオンラインでの交流となりましたが、今年はひょうごボランタリープラザが2年ぶりに閖上地区の被災者らを招待し、参加した人たちは久しぶりの再会を喜んでいました。
追悼行事では1.17と3.11それに「心・結・絆(こころむすぶきずな)」の文字に並べられたおよそ1000本の竹灯籠に火を灯し、東日本大震災が発生した午後2時46分に黙とうが捧げられました。
「神戸・心絆」やひょうごボランタリープラザは東日本大震災から11年を迎える3月11日にも追悼行事を行い、被災地同士の絆をさらに深めたいとしています。