16日午後、神戸市内でサッカーJ1・ヴィッセル神戸が2022年シーズンの新体制会見を行い、三浦淳寛監督や、新加入の元日本代表・槙野智章選手らが今季への意気込みを語った。
■三浦淳寛監督「練習は嘘をつかない」
三浦監督は、「今シーズンは昨年以上の成績を目指したい。」と語り、具体的な目標を「1試合1失点以下、2得点以上、勝ち点はシーズンで70以上」と設定した。
また、選手達には「練習は嘘をつかない。昨年は努力の度合いが高く、練習から良いトレーニングができていた。選手がプレーでミスをすることは構わないと常に言っていたが、言い訳をせずに、そのあとどういったトレーニングをするかが大事。ピッチに立てば、思い切ってプレーをしてほしい。」ということを求めた。
■槙野「フラワーロードでパレードを」
浦和レッズから新加入の元日本代表・槙野智章選手は、ヴィッセルの印象を問われ、「昨年4試合戦って、個人の能力が高いと感じた。スタジアムの雰囲気も良く、選手やサポーターらが一体となれば、また違う可能性を作り上げられる。」と答え、神戸の街についても「神戸の街を歩いて、神戸の人とも話をした。ヴィッセルでタイトルを獲得して、市役所前のフラワーロードをパレードしたい。」と話した。
■アジアナンバーワンクラブへ
ヴィッセル神戸は昨年、クラブ史上最高順位となるJ1・3位でシーズンを終え、見事AFCチャンピオンズリーグ(ACL)出場権を獲得した。今季も引き続きスローガンを「The No.1 Club in Asia ~一致団結~」とし、J1制覇やACL制覇を目指す。
槙野選手の他に、横浜F・マリノスより扇原貴宏選手、浦和レッズより汰木康也選手らを迎えたクラブは、阪神淡路大震災から27年を迎える17日より全体練習を始動し、2月からのJ1開幕へコンディションを整えていく。(櫻井祐貴)