県立舞子高校で震災を語り継ぐシンポジウム

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1月17日で阪神淡路大震災から丸27年となるのを前に、防災を専門に学ぶ「環境防災科」が設置されている県立舞子高校では、震災を語り継ぐシンポジウムが開かれました。

県立舞子高校では、阪神淡路大震災の経験と教訓を継承し若者を中心に災害対応力を高めようと、毎年この時期に1・17震災メモリアル行事を行っていて、近隣住民や卒業生らおよそ1200人がリモート配信などで参加しました。

舞子高校の環境防災科は全国で初めて防災を専門に学ぼうと2002年に設置され、ことしで20年を迎えます。

14日は宮城県塩釜市で被災したシンガーソングライターasariさんが環境防災科設置20年を祝うオリジナルソングなどを披露したほか、石巻西高校の元校長斎藤幸男さんらが「命を守るための防災はハッピーエンドでなければならない」と次なる災害にどのように備えるか生徒と意見を交わしました。

この後各教室で分科会が開かれ、「コロナ時代の災害」や「心の復興」など18のテーマについて話し合いが行われました。

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