阪神淡路大震災から1月17日で丸27年になるのを前に長田警察署で、13日、若手警察官らに当時の経験や教訓を語り継ぐ講義が行われました。
この講義は、阪神淡路大震災の発生後、交通整理などの災害警備にあたった警察官の経験や教訓を継承し、今後予測される大規模災害に備えようと実施されました。
この日は、震災当時、市民の救助活動にあたった警察官4人が若手署員などおよそ50人に救助活動の中で、助けたくても助けられなかった当時の状況を振り返り、自らの体験を語っていました。
震災から27年を迎え、兵庫県警では、震災後に警察官になった人が7割以上を占めていて、今後も当時の教訓を継承し、災害対処能力の向上に努めたいとしています。