1月17日で阪神淡路大震災から27年となるのを前に、神戸市では8日、犠牲者を追悼する「希望の灯り」の分灯が行われました。
兵庫県神戸市中央区の東遊園地に設けられている「1.17希望の灯り」は、震災から5年後の2000年に阪神淡路大震災の犠牲者を追悼するとともに、被災地の復興を願って全国から寄せられた種火でともされたものです。
毎年この時期に分灯が行われていて、8日は兵庫県内の中学校など10の団体が集まり、用意したランタンに火を移しました。
灯りは、それぞれが持ち帰り各地の追悼行事でともされます。
東遊園地で開催される「1.17のつどい」は、会場の再整備工事の影響で規模を縮小して行われるため、実行委員会は分散して来場するよう呼び掛けています。