兵庫県淡路市の伊弉諾神宮では、初詣の参拝客が投げ入れたさい銭を数える恒例の「叺開き」が行われました。
「叺開き」は、その昔、わらで作った「かます」と呼ばれる袋に正月に集まったさい銭を保管したことに由来していて伊弉諾神宮では毎年1月6日に行っています。
1月6日は、おはらいを受けた地元の金融機関の職員らが袋に入った硬貨やお札を床いっぱいに広げて手際よくさい銭を勘定していました。
伊弉諾神宮によりますと新型コロナウイルスの影響で2021年の正月三が日の参拝客は過去最小のおよそ7万9000人でしたが、ことしは倍以上の16万6000人が参拝に訪れたということです。
伊弉諾神宮ではさい銭の総額は公表しないということです。