■西宮85-69東京Z
Bリーグ2部(B2)西地区2位の西宮ストークスは12月29日、ホーム西宮市立中央体育館で東地区6位のアースフレンズ東京Zと対戦し、ことし最後の公式戦を勝利で飾った。通算成績は15勝11敗。
■一気に集中攻撃
西宮は59-55と4点リードで迎えた4Q、渡邊の3点シュートからムボジの3連続シュート、谷のシュートと一気に11得点し、東京Zを突き放した。
1試合平均20.9得点のジョーンズ(元NBA)はこの日も欠場したが、ハインズ(31得点)、ムボジ(23得点)の両外国籍選手がカバーした。
■リズムつかんでいる
B2リーグは26試合を消化し、折り返しに近付いている。
ここまでの戦いについて西宮のフィッシャーHC(ヘッドコーチ)は、「自分たちのリズムをつかんでいる。ディフェンスに安定感がある」と評価。
得点源のジョーンズについて、「状態は良くなっているが、100%になってから試合に出す」と語った。
■福田は長期離脱か
ジョーンズとともに欠場が続いている福田について西宮は28日、「右肩関節骨性バンカート損傷によるUPSによる手術を行い、全治4-6カ月と診断された」と発表した。
欠場選手が相次いでいることについてキャプテン谷は、「言い訳にはしない。各人がステップアップし、120%の力を出せたら問題ない」と前を向いた。
■B1復帰めざして
東京Zに快勝して西宮はB2西地区2位をキープ。
年明けは1月2、3日に7位奈良とアウェイで戦ったあと、8、9日に首位香川をホームに迎えて戦う。
昨季は西地区優勝を果たしながらもプレーオフで敗退し、B1復帰を逃した。
新年は歓喜の年にしたい!
(浮田信明)