尼崎市教育委員会は、市内の小中学生に配った端末で、他人を中傷する投稿を制限するシステムの導入を検討していることがわかりました。
尼崎市教育委員会で導入の検討が進んでいるのは、タブレット端末で「うざい」「きもい」など他人を中傷する言葉を投稿できなくするシステムです。
市内の小中学生およそ3万人に1人1台配っている端末が対象で、クラス内のチャットルームや掲示板をはじめ、外部のSNSへの投稿を防ぎます。
書き込むことができない言葉を学校が事前に設定し、制限された言葉を書き込むと教諭に名前が通知され、いじめの早期発見と指導につなげるのが狙いです。児童の投稿を制限する取り組みは全国でも珍しいということです。
尼崎市教育委員会は小中学生や高校生にアンケートをとっていて、まずはいじめにつながる言葉をピックアップしていくということです。