各地で迎春準備が進む中、洲本市では、サルが来年の干支「トラ」の文字を形作る練習が始まりました。
洲本市の淡路島モンキーセンターは山に生息する野生のニホンザルを餌付けし、野生に近い状態を見学することができる施設として人気を集めています。
センターでは去年、28匹のサルが生まれ、現在ではおよそ350匹のサルがボス猿を中心とする群れを形成しています。
このセンターで毎年年末になると始まるのが「サル文字」の練習です。 スタッフが手早く餌を撒くと集まってくるサル。
よく見てみるとサルが整列して餌を食べ、来年の干支「トラ」のサル文字が作られました。これはあまりけんかをしない淡路島のサルだからこそできる芸だそうです。
センターは現在休園していて、このサル文字は正月三が日の昼ごろに披露されるということです。