2021年12月20日(月曜日) 17:54 地域・まち

再起をかけたキッチンカー 話題のハンバーガー屋

ことし8月、加古川を拠点とするキッチンカーのハンバーガー屋がオープンしました。
土日には三宮で出店するなど幅広く展開し、話題を呼んでいるのですが、店主にはある思いがあるそうなんです。
こちらご覧ください。

「ありがとうございます。またお口に合えばよろしくお願いします」
駐車場の一角でお店を開いているのはキッチンカーのハンバーガー店、「バーガーカモネ」。
8月にオープンして以来、おいしいハンバーガーが食べられると話題を呼んでいるんです。

「保育園の発表会のごほうびなんです」
「ハンバーガー好き?」
「うん!」
「嫁さんが記事見つけてこれは絶対行ってこいということで、かもねバーガーのポテトセットです」

多くのお客さんの目当てなのが看板商品の「かもねバーガー」。
牛・豚・鶏の合挽肉のパティと無農薬野菜のサラダをたっぷりはさんだシンプルかつ豪快な一品です。
絶品バーガーを手掛けているのは、以前はハンバーガー店の経営をしていた梅谷さん。
野菜がおいしいというのは一番のキーポイントで

「野菜をおいしくさせるために動物性のうまみのパティそれに合わせたバンズという構成。
ソースとかはまったく使わず野菜に少しドレッシングを入れて酸味を合わせているだけ。
ほかにも、塩麹ソースに1日漬け込んだ国産鶏肉のクリスピーチキンバーガーなど素材にこだわったボリューミーなバーガーがたくさん!

梅谷さんがキッチンカーをオープンさせたのは新型コロナウイルス蔓延による不況がきっかけでした。

「個人のお店に勤務していたので大きく打撃を受けて(オーナーより)雇い続けるのは難しいということで、平たく言うとクビになりまして・・・」
「きついですね。どうしようかな・・っていうのが一番の本音で」

地元の加古川に戻るも、思うような仕事に巡り合えなかった梅谷さん。
心機一転、キッチンカーを購入し、自身のハンバーガー店を立ち上げ再起をかけることにしたんです。

キッチンカーの販売スペースを貸しているクリーニング店の社長は・・・
「最初試食させていただいてすごく美味しかったのでこれはいけるんじゃないか という感じがした」
頑張っている姿勢を見せてくれたのでこれからもお互い 頑張れたらなと思う。

「いろんな方に助けていただける環境があるのでたくさんの方に食べていただける環境が増えたのは非うれしく思っています。
まだまだ個人としては認知が低いのでこれからもっと頑張る必要があるんですけど」

加古川の名物、として根付くことを目指して梅谷さんの挑戦は続きます。 

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