兵庫県立西宮病院が医師や看護師らの休憩時間を十分に確保できていなかったとして、労働基準監督署から是正勧告を受けていたことが分かりました。
是正勧告を受けていたのは県立西宮病院で、ことし6月から7月にかけ、西宮労働基準監督署が調査したところ、医師や看護師を含む職員が労働基準法で定められた休憩を取れていなかったことが分かりました。
病院によりますと、1時間の休憩時間を設けていますが、長時間に及ぶ手術や救急患者への対応に追われ、実際には規定時間通り休むことができていなかったということです。
病院は取材に対し、「結果を受け止め、業務の分担や各部署への周知に努めたい」としています。