親を亡くすなどした子どもの進学を支援する「あしなが学生募金」が12月12日、兵庫県の神戸・元町で2年ぶりに行われました。
あしなが育英会の「あしなが学生募金」は毎年春と秋に全国およそ200カ所の街頭で行われていましたが、新型コロナの影響で2019年10月以降、中止されていました。
神戸・元町では12日午前、2年ぶりに街頭募金が行われました。
親を亡くしたり親に障害があったりして、あしなが育英会の奨学金を頼りにする子どもは、県内では11月時点で529人と過去最多に上っています。
さらに高校生の保護者へのアンケートでは、平均手取り月収はおよそ10万6000円まで減っているということです。
あしなが育英会は、インターネットからも募金を受け付けています。