阪神淡路大震災の犠牲者らを追悼する「慰霊と復興のモニュメント」に11日、新たに6人の名前が刻まれた銘板が追加されました。
兵庫県神戸市中央区の「慰霊と復興のモニュメント」は1995年に発生した阪神淡路大震災の教訓を後世に伝えようと2000年1月に建てられたもので、震災で犠牲になった人のほか、復興に貢献した人などこれまで5023人の名前が銘板に刻まれています。
11日は、2022年で震災から27年を迎えるのを前に、自宅が倒壊して亡くなった人など新たに6人の名前が追加されました。
このうち、震災の追悼行事「1.17KOBEに灯りをinながた」の実行委員長を16年務め、10月に亡くなった和田幹司さん(享年77)の銘板は、妻の俊江さん(75)の手で追加されました。
運営委員会は今後も遺族を中心に銘板追加の希望者を募る方針です。