兵庫県稲美町で民家が全焼し、小学生の兄弟が死亡した放火殺人事件で、裁判所は逮捕された伯父の刑事責任能力を調べるため鑑定留置を行うことを決めました。
この事件は11月19日の深夜、稲美町の木造2階建ての民家が全焼し、就寝中だった小学6年生の兄(12)と小学1年生の弟(7)が死亡したもので、同居する伯父(51)が殺人と現住建造物等放火の疑いで逮捕されています。
神戸地検姫路支部は、伯父の精神状態と刑事責任能力の有無を調べるため鑑定留置を請求し、裁判所がこれを認めました。期間は12月10日から来年4月18日までとなります。
伯父はこれまでの調べに対し、「間違いありません」と容疑を認めているということです。