2021年12月08日(水曜日) 17:40 地域・まち

市場で始めた新しい宅配サービス

新型コロナウイルス変異株が猛威をふるいはじめていて、油断ができませんね。
引き続き、感染対策をしっかりしたいものですが、もし感染して、自宅待機になったら?
外出もできない・・食事はどうしよう・・と思うと不安ですよね。
そんな、もしもの時に活用してもらおうと神戸市の市場が「ある宅配サービス」を始めています。
ご覧ください。

神戸市兵庫区にあるマルシン市場。
豊富な食材が揃っていて地元の方々に人気がありますが、今年4月から始めた宅配サービスも評判を呼んでいます。
(宅配の利用者は)常連さんとか、高齢者の方が多いかなと思ってたんですけれど、子育て世代の方たちからたくさん注文いただいたこの宅配サービス。

実は先月から、さらに…(コロナの)自宅療養者の方々に対する「宅配サービス」を始めました。
市場の温かい総菜や出来立てのものなどで、少しでも元気になってもらえたらという形からスタートした利用する場合は、自宅療養中だということを伝え市場のホームページに載っているチラシを見て、電話、もしくはLINEで注文します。
そして、中村さんがとりまとめて各お店に伝えると、

次の日には注文の商品がそろいます。
この時、商品と一緒に入れるのが… こちらからの励ましのお手紙とサービスのデザートを入れさせてもらってます。
商品だけではない、気持ちも添えた宅配サービスです。
その上、配達は無料です。

また、通常の宅配では、注文先の玄関まで届けますが、自宅療養者には玄関先に商品を置く、いわゆる「置き配」で、インターホン越しで配達を伝え、料金は後払い という流れです。
基本、私が行くので「元気出してよー」とか、ちょっとでも励ましの言葉などを伝えたいと思います。
もし何か急変が起こった場合には、その場で気づく形になるので、非常にいいかなと思っています。
この企画への協力を市場内のお店に呼びかけたところ
みんなが快く賛同してくれたといいます。
鶏肉やさん:「中村くん、かなり頑張ってますので、市場も変わっていかないといけないので、ものすごくいい提案だと思ってます」
クレープやさん:「配達してくれる子が安全確認できるいうことは、すごくいい事業やなと思います。大いに進めてほしい」
「市場それぞれの方々の思いを届けていますので、自宅療養者がゼロになるまで続けたいと思います」

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