2022年夏に兵庫県神戸市で開催予定だった世界パラ陸上について大会組織委員会は12月1日、2024年の春に再延期する方針を発表しました。
およそ100の国と地域から2300人の選手らの参加が見込まれる神戸での世界パラ陸上は、2021年の開催予定が東京オリンピック延期の影響で、2022年夏に延期されていました。
しかし、大会組織委員会は1日午後会見し、2024年春に再延期する方針を発表しました。
新型コロナの感染収束が見込めず、選手と市民との交流の場が失われれば、障害や多様性への理解を深めることが困難だとしています。
大会組織委員会は今後、主催者に再延期を申し入れるということです。