過労死の問題について知ってもらおうと、遺族が神戸市の高校で講演を行い命の尊さを訴えました。
この特別授業は、労働問題や労働条件の改善など働く時のルールについて理解を深めてもらえるように、厚生労働省が2016年から始めた啓発事業の一環で実施されたものです。
26日は、過労死で息子を亡くした神戸市の西垣迪世さんと芦屋市の前田和美さんが登壇し、働くことによって命を失うことのないよう1人で悩まず周りに相談してほしいと呼び掛けました。
厚労省では、中学校から大学までを対象に啓発授業の参加校を募集しています。