豊岡市の神鍋高原では、特産の「つるし柿」づくりが最盛期を迎えています。
口当たりの柔らかい、濃厚な甘みが人気の「つるし柿」。
豊岡市の神鍋高原では、渋柿がたわわに実り、高枝切りばさみやはしごなどを使って収穫作業が行われました。
「つるし柿」は古くから祝い事や祭り事などでお供え物として親しまれ、豊岡市ではスキー場でお茶請けとして利用されていました。
収穫した渋柿は一つ一つ手作業で皮が剥かれ、縄に吊るす作業が行われました。
「つるし柿」は完成までおよそ1カ月かかるということで、12月上旬から但馬地域のスーパーや道の駅などで販売されるということです。