2021年11月24日(水曜日) 11:58 事件・事故

稲美町2人死亡放火事件 布団や畳から可燃性の油

兵庫県稲美町で民家が全焼し、小学生の兄弟とみられる2人の遺体が見つかった放火事件で、火は家の中で付けられた可能性が高いことが捜査関係者への取材で分かりました。

この事件は11月19日深夜、稲美町岡で木造2階建ての民家が全焼し、この家に住む小学生の兄弟とみられる2人の遺体が発見されたもので、警察が現住建造物等放火の疑いで捜査しています。

捜査関係者によりますと、現場検証で布団や土、それに畳と見られる燃えかすから、可燃性の油のような成分が検出されていて、火は家の中で付けられた可能性が高いということです。

この民家には兄弟のほか、その父親と母親、伯父の5人が暮らしていて、19日午後11時半ごろに父親が仕事を終えた母親を迎えに行くため外出したあと、短時間で出火したとみられています。

また、火事が起きたあと、現場付近の防犯カメラには東向きに歩いていく男性の姿が映っていて、その後北の方角に向かったとみられています。

警察は防犯カメラに映っていた男性が連絡が取れていない伯父の可能性もあるとみて行方を追っています。

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