兵庫県洲本市の厳島神社では、冬の訪れを告げる「弁天まつり」が11月23日最終日を迎えました。洲本市で開かれた弁天まつりは豊作と豊漁に感謝し、家内安全や商売繁盛を願う厳島神社の秋の例大祭です。
年に一度、神様が町に出て福を授ける「御神幸」では、ご神体の担ぎ手を囲んで白装束の男たちが体をぶつけ合いながら町を練り歩くのが伝統行事となっています。
しかし、2021年も新型コロナウイルスの感染拡大の影響で祭りは規模を縮小。御神幸の練りも中止され、ご神体は台車で御旅所まで巡行しました。弁天まつりには3日間でおよそ3万人が訪れたということです。