2021年11月23日(火曜日) 12:30 事件・事故地域・まち

稲美町2人死亡放火事件 父親外出後 短時間で出火

兵庫県稲美町で民家が全焼し、小学生の兄弟とみられる2人の遺体が見つかった放火事件で、兄弟の父親が外出してから短時間で出火したとみられることが捜査関係者への取材で分かりました。

この事件は11月19日深夜、稲美町岡で木造2階建ての民家が全焼し、この家に住む小学生の兄弟とみられる2人の遺体が発見されたもので、警察が現住建造物等放火の疑いで捜査しています。

この民家には兄弟のほか、その父親と母親、伯父の5人が暮らしていて、捜査関係者によりますと父親が仕事を終えた母親を迎えに行くため外出したあと、短時間で出火し、現場からは可燃性の液体成分が検出されたということです。

兄弟は部屋で寝ていたとみられ警察の司法解剖の結果、2人の死因は煙を吸ったことによる急性一酸化炭素中毒で、人為的な目立った外傷はなかったということです。
警察は連絡が取れていない伯父が何らかの事情を知っているとみて行方を追っています。

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