兵庫県神戸市の久元市長は11月22日、新型コロナの第6波に備え、病床の確保や保健所の強化などを進める考えを示しました。
久元喜造市長は22日、新型コロナワクチンの3回目の接種を進めるとともに、第6波に備え入院病床を増やすことや、保健所の業務をデジタル化して機能を強化することなどを発表しました。
2021年春の第4波では、神戸市長田区の介護老人保健施設で大規模なクラスターが発生しましたが、ほとんどの患者が入院できず、入院できた人も含め31人が亡くなっています。
(久元市長)
(第4波では)入院しなければいけない人が自宅療養を余儀なくされて亡くなった人もいた。それらを踏まえた(第6波への)対応。
また、久元市長は21日、ツイッターに市役所に対する不満を投稿していて、その真意について説明しました。
(久元市長)
市役所の中の話をどれだけ言うのかというのは非常に悩ましいが、言わないと職員にも伝わらない。市民本位の仕事をしていくのが大事
10月末に投開票された市長選で3選を果たした久元市長の新たな任期は、4年間となっています。