兵庫県稲美町で民家が全焼し焼け跡から2人の遺体が見つかった火災で、警察は放火の疑いで捜査本部を設置し、11月22日に現場検証を行いました。
捜査関係者によりますと現場から可燃性の液体が検出されたということです。
11月19日、稲美町で木造2階建ての民家が全焼した火災では、焼け跡から性別不明の2人の遺体が見つかりました。
この家には両親と小学校高学年の兄と低学年の弟の2人、それに母親の兄で50代の伯父が住んでいて、兄弟2人と伯父とは今も連絡が取れていませんが、遺体は特徴から兄弟2人の可能性もあるということです。
警察は現場の状況から何者かが火をつけた可能性が高いとして、現住建造物等放火の疑いで捜査本部を設置し、現場検証を行いました。
捜査関係者によりますと現場から可燃性の液体が検出されたということです。
警察は連絡の取れていない伯父が何らかの事情を知っているとみて行方を追うとともに、遺体を司法解剖し、身元の特定を急ぐ方針です。