11月19日夜、兵庫県稲美町で民家が全焼し、焼け跡から2人の遺体が見つかった火災で警察は21日夜、放火の疑いで、捜査本部を設置しました。
19日に稲美町で木造2階建ての民家が全焼した火災では、焼け跡から2人の遺体が見つかりました。
この家には、両親と小学校高学年の兄と低学年の弟2人、それに母親の兄で50代の伯父が住んでいて、兄弟2人と伯父とは今も連絡が取れていませんが、遺体は特徴から兄弟2人の可能性もあるということです。
警察は21日、現場の状況から何者かが火をつけた可能性が高いとして、現住建造物等放火の疑いで捜査本部を設置しました。
警察は連絡の取れていない伯父が何らかの事情を知っているとみて行方を追うとともに、遺体を司法解剖し、身元の特定を急ぐ方針です。