「過労死等防止啓発月間」に合わせ、労働環境について考えるシンポジウムが神戸市内で開かれました。
厚生労働省は毎年11月を「過労死等防止啓発月間」と定め、事業者に向けて、仕事環境の見直しや労働者へのストレス対策などを呼び掛けています。
神戸市内で開かれたシンポジウムでは、昨年度の1年間に、長時間労働やパワハラが原因で亡くなった人が802人に上り、このうち兵庫県内は30人だったことが報告されました。
また、営業職だった父を過労で亡くした男性が登壇し、過労死問題は社会全体で考える必要があると訴えました。
厚生労働省は労働条件やハラスメントに関する無料の電話相談を、ご覧の番号で受け付けています。