姫路市の養鶏場で鳥インフルエンザが発生したことを受け、豊岡市の県立コウノトリの郷公園では、11月18日から入園者の靴底消毒など防疫対策を強化しています。
国の特別天然記念物コウノトリを展示している県立コウノトリの郷公園では、国内で鳥インフルエンザが発生した場合を想定し、独自のマニュアルを策定しています。
園は姫路市の養鶏場での鳥インフルエンザの発生を受けて、マニュアルの対応を18日から一段階上げ、来園者の靴底を消毒しウイルスの侵入を防止するほか、公開するコウノトリの数を減らすなど対策を強化。
また、コウノトリが鳥インフルエンザに感染していないか簡易検査を行い、全てが陰性であることを確認したということです。
兵庫県によりますと、鳥インフルエンザが発生した姫路市の養鶏場では、飼育しているおよそ15万5000羽のうち6万3090羽の処分を済ませたということです。