西宮市の食品加工工場では早くも正月用の数の子の出荷が最盛期を迎えています。
西宮市の食品加工会社では子孫繁栄の象徴として正月に欠かすことのできない数の子の出荷作業が始まりました。
一般的に数の子は、臭みのもととなる薄皮などの除去や色彩を鮮やかにするため漂白作用のある薬品を使用しますが、コープこうべが手掛ける数の子は塩水のみで洗浄していて、不純物は従業員たちがピンセットを手にひとつひとつ丁寧に取り除いていきます。
新型コロナウイルスの影響で漁獲地のカナダでの加工の遅れはあったものの、例年通り食感が良い数の子に仕上がったということです。
コープこうべでは12月25日までにおよそ30トンを加工し、31日までに出荷するということです。