2021年11月17日(水曜日) 15:12 事件・事故

水中探査機を不正輸出か メーカーの元取締役ら3人逮捕

軍事転用が可能な高性能の水中探知装置を南米チリに不正に輸出したとして、東京に本社を置く製造会社の男ら3人が逮捕されました。

外為法違反の疑いで逮捕されたのは、水産用機器の製造会社「ソニック」の元取締役の男(70)ら3人です。

警察によりますと3人は去年7月、輸出規制の対象と知りながら自社で製造した「ソナー」と呼ばれる水中探知装置をチリの海産物加工会社に不正に輸出した疑いが持たれています。

ソナーは大型船舶などに搭載される音波を使って水中の魚や障害物などを発見するための装置で、探知可能距離が5120メートルを超えるものは軍事目的に転用される恐れがあるため、輸出の際、国の許可が必要だということです。

警察は3人の認否を明らかにしていません。

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