2021年11月12日(金曜日) 18:04 地域・まち

「観光支援キャンペーン」本格的に始まる 県民の県内旅行

県民を対象とした兵庫県独自の観光支援キャンペーンが12日から本格的に始まり、観光地からは期待の声が聞かれました。

兵庫県が行っている「ふるさと応援!ひょうごを旅しようキャンペーン」は、県民を対象に、県内での日帰りや宿泊旅行で1人1泊最大5000円を割り引くもので、これまでは原則ワクチン2回接種の完了が条件でしたが、12日からはワクチン接種済証などの提示がなくても利用ができるようになりました。

関西の奥座敷、有馬温泉。 コロナ禍の前は宿泊客の多くは外国人だったため、キャンペーンで県内からの利用が増えることが期待されています。

密を避け、金泉と銀泉をゆったり楽しめる貸切風呂が人気の旅館「竹取亭円山」。

緊急事態宣言中は数組しか予約が入らない日がありましたが、12日に入った18件中3件はキャンペーンの利用者だということです。

緊急事態宣言明け以降、客足が戻りつつあるという兵庫県新温泉町の湯村温泉街。 但馬地域では今月からカニのシーズンを迎え、キャンペーンが旅行の後押しになることに期待が高まっています。

キャンペーンは県民限定ですが、淡路市にあるテーマパークの関係者は、県北部の人にも淡路島を知ってもらえるチャンスだと歓迎していました。

「ふるさと応援!ひょうごを旅しようキャンペーン」は、12日から条件は緩和されましたが、県はワクチン2回接種と家族などの少人数旅行を呼び掛けています。

キャンペーンの予約や利用は今年中となっています。

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