新型コロナウイルスの「第6波」の感染拡大に備え、神戸市は自宅療養者やその家族の不安を解消しようと、感染後の流れなどをまとめた独自のマニュアルを作成しました。
神戸市が独自に作成した「療養者フォローアップガイド」には、PCR検査を受けてから療養方法が決まるまでの流れや、感染が判明し入院できず自宅療養する場合の注意点などがまとめられています。
自宅療養では感染者の家族にむけた説明が書かれているのも特徴で、感染者のほか家族の不安や疑問を解消する内容となっています。
神戸市によりますと、8月から各区に自宅療養者をケアする専用ダイヤルを設けていますが、1日に100件以上の相談が寄せられていることなどから、新規感染者とのコンタクトが最大で2日遅れることがあったということです。
マニュアルの作成にあたっては、症状が重い患者への連絡や状況把握を円滑に進める狙いもあり「療養者フォローアップガイド」は、神戸市のホームページからダウンロードすることができます。