尼崎市発注の水道工事を巡る贈収賄事件で、加重収賄などの罪に問われている元尼崎市職員の男らの初公判が8日に開かれ、被告らは起訴内容を認めました。
元尼崎市水道建設課技術職員の26歳の男と33歳の男は、市が発注する水道関連工事で設計金額を教える見返りに業者側から現金やブランド品を受け取ったとして加重収賄などの罪に問われています。
神戸地裁で開かれた初公判で、被告らは起訴内容を認めました。 また、2人から情報を聞き出し見返りに現金などを渡したとして贈賄などの罪に問われている尼崎市の土木工事会社「村上組」社長の男と社員の女も起訴内容を認めました。市の職員2人は懲戒免職となっています。