9月15日、淡路島の沿岸で水上バイクに乗っていた男女3人が死亡した事故で、神戸海上保安部は5日、水上バイクを運転していた28歳の男性を容疑者死亡のまま書類送検しました。
重過失致死などの疑いで容疑者死亡のまま書類送検されたのは、水上バイクを運転していた神戸市に住む28歳の男性です。
神戸海上保安部によりますと、男性はことし9月、淡路市岩屋付近の海上で、無免許であるにもかかわらず、時速およそ100キロのスピードで水上バイクを運転し、誤って消波ブロックに衝突させ、同乗していた男女2人を死亡させた疑いが持たれています。
司法解剖の結果、男性の体内からは、アルコールが検出されていて死亡した3人のうち、この男性とは別の男性は水上バイクの操縦免許を持っていたということです。
この事故を受け、兵庫県は今月9日、水上バイクの安全確保に向けた対策会議を開く予定で年内に事故防止策を打ち出す方針です。