2021年11月04日(木曜日) 21:28 地域・まち

妊産婦の支援団体「小さないのちのドア」を知事視察 新プロジェクトチーム発足へ

  • 「小さないのちのドア」のマタニティホーム

兵庫県の斎藤知事は11月4日、2018年以降、年中無休で思いがけない妊娠や出産に悩む女性の相談に応じてきた小さないのちのドア(神戸市北区)を視察し、代表の永原郁子さんらと意見を交わしました。

「小さないのちのドア」では兵庫県と神戸市から委託を受け、24時間の相談「妊娠SOS」などを行っているほか、出産後の生活や自立を支援するマタニティホームを開設し、これまでに17人の女性を受け入れてきました。

知事は「今月中にもプロジェクトチームを立ち上げ、教育を含むさまざま部局に入ってもらい議論していく」と述べました。

(斎藤知事)
「妊婦さんが住んでいる場所の近くでサポートを受けていただくのが一番いいと思うので、どういうモデルがいいのかを一緒になって考えさせていただきながら形を作っていく」

(永原郁子代表)
「あたたかなケアができるところを作り、これが兵庫県モデルのようになって全国に広がっていくのが次の段階」

新たなプロジェクトチームは11月19日に発足するということです。

一般社団法人「小さないのちのドア」
(TEL : 078-743-2403 メール : inochi@door.or.jp)
電話やメール、LINE、来所等による24時間相談が可能で、相談や診察は無料。
助産師や保健師など、母子保健や福祉に関わってきた専門家が対応している。

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