1日、21年ぶりに新しい500円硬貨が発行され、日本銀行から民間の金融機関へ受け渡されました。

1日発行された新しい500円硬貨は、500円硬貨としては1982年の発行開始以来3代目で、2000年以来21年ぶりのデザインの刷新となります。

新しい500円硬貨は3種類の金属を使用した2色3層構造で、中心部分と外側の色が異なります。

側面のギザは斜めになり、間隔もまばらに。また、数字のゼロの中には、縦線が描かれています。

日本銀行によりますと、新しい500円硬貨は今年度2億枚の発行を予定しているということです。

現在の500円硬貨は今後も使用でき、財務省は「現在の硬貨が使えなくなる」などといった詐欺に注意を呼び掛けています。