兵庫県丹波市では、国内外で多くの人に影響を与えた浮世絵師「歌川広重」の企画展が開かれています。
こちらは歌川広重を代表する連作「東海道五十三次」の1枚。 江戸から京都を結んだ東海道の終着点、鴨川に架かる三条大橋を様々な装いの人が行き交います。
丹波市立植野記念美術館では、江戸時代後期に活躍した浮世絵師「歌川広重」の作品およそ150点を紹介しています。
「広重ブルー」と評される印象的な青色を中心とした鮮やかな色彩で、当時から親しまれていた歌川広重。
オランダ出身の画家・ゴッホがその作品を模写したことでも知られ、国外からも高く評価されてきました。
会場では、「東海道五十三次」の全55作をはじめ、四季折々の日本を描いた作品などを紹介しています。
誰もが一度は目にしたことがある作品が並ぶこの展覧会は、11月14日まで開かれています。