関西スーパーの臨時株主総会が10月29日、伊丹市内で開かれ、エイチ・ツー・オーリテイリンググループとの統合案が可決されました。
29日、本社がある伊丹市内のホテルで開かれた関西スーパーマーケットの臨時株主総会で、阪急阪神百貨店を運営するエイチ・ツー・オーリテイリンググループとの統合案が諮られ、可決に必要な3分の2をわずかに上回る賛成が得られました。
関西スーパーを巡っては、大株主で買収の意向を示す首都圏が地盤のスーパー、オーケーが統合案に反対。オーケーは統合案が否決されれば上場来高値の1株2250円でTOB=株式公開買い付けを行うとしていました。
関西スーパーは来年2月、エイチ・ツー・オーリテイリング傘下のイズミヤ、阪急オアシスと経営統合されますが、店名は変わらないということです。