加西市の山中から土の中に埋められた女性の遺体が見つかった事件で、遺体に抵抗したような跡がなかったことが分かりました。
この事件は26日、加西市の山あいで、姫路市に住む梅本依里さん(34)の遺体が土に埋められた状態で見つかったものです。
28日、警察は梅本さんの遺体を遺棄した疑いで、梅本さんの知人で姫路市に住む会社員の男(35)の身柄を検察に送りました。
司法解剖の結果、梅本さんの死因は首を圧迫されたことによる急性窒息死であったことが分かったほか、抵抗したような跡はなかったということです。
梅本さんは10月23日の午後2時ごろ、家族に「知人と会ってくる」と行って家を出た後行方が分からなくなっていて、その日の間に亡くなったとみられています。
関口容疑者はこれまでに死体遺棄の容疑を認めているほか、梅本さんの殺害に関してもほのめかしているということで、警察は詳しいいきさつを調べています。