10月10日、加東市の遊園地の立体迷路で床が抜け6人が重軽傷を負った事故で、兵庫県警は、業務上過失傷害の疑いで遊園地の事務所を家宅捜索しました。
この事故は、加東市の遊園地「東条湖おもちゃ王国」で木造5階建て立体迷路の3階部分の床が抜け、親子ら7人が転落し6人が重軽傷を負ったものです。
警察は、落下した床の木材の一部に腐食が認められたとしていて、腐食の原因や保守管理に問題がなかったかどうかを調べる方針です。
一方、兵庫県によりますと、事故のあった立体迷路の施設は建築基準法上の構造物とみなされておらず、安全性の確認は施設側が独自で行っていたということです。
事故後臨時休園していましたが、施設側は園内の施設の安全確認を実施したとして、10月22日から営業を再開させる予定で、事故のあった迷路については当面営業を中止するということです。