10月15日、兵庫県尼崎市で28歳の女性が刃物で刺されて殺害された事件で、殺人の疑いで逮捕された元夫が、「復縁が思うようにいかず憎しみに変わっていった」と供述していることが捜査関係者への取材で分かりました。
この事件は、10月15日、尼崎市のマンションの駐輪場で、住人の医療系事務員の女性が背中などを10カ所以上刺され死亡したもので、警察は、事件の翌日、西宮市に住む元夫の男(33)を逮捕しました。
調べに対し、男は、「殺すつもりで刺した」と容疑を認めていて、「復縁が思うようにいかずだんだんと憎しみに変わっていった」と供述していることが捜査関係者への取材で分かりました。
また、県警は、男の自宅から押収した刃物に付着していた血液のDNA型が女性のものと一致したと明らかにしています。