17日、明石市内で開かれたイベントで、泉房穂市長が運営業者らに恫喝するような発言をしたとし、兵庫県が文書で抗議していたことが分かりました。
兵庫県によりますと、17日に行われた全国の都道府県などが主催する「全国豊かな海づくり大会」のプレイベントで、明石市の泉市長が運営業者に対し、「知事に言って業者を変えてやる」「それでもプロの仕事か」などと発言したということです。
また、司会を担当していたアナウンサーに対しても、「明石市のPRが少なすぎる」「全体的に間延びしている」などと高圧的に話したということです。
イベントでは兵庫県の斎藤元彦県知事が実行委員会会長を、泉市長は副会長を務めています。
兵庫県は、進行上の課題は県に伝えるべきで、運営業者やアナウンサーを直接非難するのは筋違いだとし、18日明石市に文書で抗議しました。
県は再発防止を求めていて、泉市長の理解が得られなければさらに強い抗議を行う方針です。