阪神淡路大震災で焼け残った防火壁「神戸の壁」と震災にまつわる歌をテーマにした展示会が10月16日から神戸市内で始まりました。
この展示会は、兵庫県神戸市長田区の「WALLGALLERY(ウォールギャラリー)」で開かれ、会場には1927年に長田区の市場に建てられた延焼防火壁で戦争や震災にも耐えた「神戸の壁」の写真パネルなどおよそ30点が並びます。
オープンを記念して開かれた集いでは震災の犠牲者に黙祷が捧げられたあと、「神戸の壁」の保存を通じて震災の記憶の継承を呼び掛ける三原泰治(みはらたいじ)さんらが手掛けた歌や詩が披露されました。
この展示会は11月15日まで開かれています。