2021年09月27日(月曜日) 18:31 事件・事故地域・まち

水上バイクの事故や危険運転相次ぎ 規制強化議論

9月、淡路市の岩屋沖で水上バイクが岸壁に衝突したとみられ、3人が死亡する事故が起きました。

また、明石市では8月、水上バイクの危険運転が確認され、市長が殺人未遂の疑いで刑事告発するなど規制強化の議論が一気に高まっています。

9月15日、淡路市の岩屋沖で水上バイク1台が消波ブロックに衝突したとみられ、乗っていた男女3人が投げ出され死亡しました。死亡したのは、20代の男女と30代の男性で死因はいずれも脳挫滅でした。

神戸海上保安部などによると事故の通報者は「3人乗りの水上バイクが猛スピードで走っていた」などと話していて、水上バイクは3人とは別の人が所有していたということです。業務上過失致死などの疑いで捜査が続いています。

一方、明石市では7月、林崎松江海岸で水上バイクが遊泳者の近くを走る危険運転が確認されました。

遊泳者が海に潜った直後、水上バイクは猛スピードで通過。8月にも同様の行為があり、泉市長は殺人未遂の疑いで容疑者不詳まま刑事告発しました。

水上バイクの事故などを受けて兵庫県の斎藤知事は9月22日、明石市の漁港から県の漁業取締船に乗船し、淡路市の死亡事故現場と危険運転があった明石市の海岸を視察。罰則強化を含め、対策に乗り出す考えを明らかにしました。

海上には道路上のような法律はないのでしょうか。取り締まる法律はどうなっているのか、海上の法律に詳しい藤本尚道弁護士に尋ねました。

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