飲酒運転をして物損事故を起こし警察に届け出なかったとして、西宮市消防局に勤める消防士の男が逮捕されました。
酒気帯び運転などの疑いで逮捕されたのは、西宮市消防局に勤める21歳の消防士の男です。
警察によりますと男は9月24日午前4時15分ごろ、酒を飲んだ状態で自分の車を運転し、兵庫県尼崎市西川の市道沿いで、駐車場のフェンスに突っ込む事故を起こしたにもかかわらず警察に通報しなかった疑いが持たれています。
事故を目撃した男性が110番通報をしている間に、男は一緒にいた知人の男性とともに現場から徒歩で逃げていましたが、およそ30分後に男だけが戻り、「私が運転していた」と話したということです。
その後、男からは基準値を超えるアルコールが検出されました。
調べに対し、「飲酒運転がばれるのが怖くて逃げた」と容疑を認めているということで、警察は事故の詳しい状況を調べるとともに、知人の男性の行方を追っています。