兵庫県の香美町では地元特産の二十世紀梨で作ったワインの仕込みが始まりました。
兵庫県香美町の食品会社「トキワ」は地元の特産品の二十世紀梨を使い30年以上前から梨ワインの製造を続けています。
ワイン工房には地元・香美町や鳥取県から合わせておよそ10トンの梨が運び込まれ、実は水洗いされたあと、手際よくコンベアーに乗せられ絞られます。
10度前後に低温管理された発酵タンクで熟成されアルコール度数が8度になったところでワインが完成。今シーズンは長雨の影響で収穫量が例年より減ったということですが、糖度はおよそ11度と十分な甘みがありおいしいワインが期待できるということです。
ことしはスパークリングワインを含めおよそ1万6000本の梨ワインを製造する予定で、12月中旬まで作業を行い、工房横の直売所や地元の土産物店で販売されます。