暴力団事務所として使われ、使用差し止めの仮処分が出ている尼崎市の建物が解体されることになり、9月16日、警察が建物に取り付けられた「使用禁止」の貼り紙を外しました。
尼崎市の暴力団事務所には、9月16日、兵庫県警の警察官などが訪れ、建物に取り付けられた組員の立ち入りなどを禁じる貼り紙を外しました。
警察によりますと、この事務所は指定暴力団「絆会」の傘下組織「古川組」の建物で幹部らが組織の拠点として会合を開くなどしてきましたが、住民から委託を受けた暴力団追放兵庫県民センターがおととし、事務所の使用の差し止めを神戸地裁に申し立て仮処分が出されていました。
事務所は更地にしたあと民間企業へ売却される予定で建物の解体工事は17日から始まるということです。