2021年09月09日(木曜日) 17:58 事件・事故

三木市ダンプ運転手殺害事件 男2人に実刑判決

知人の男性を殺害し、遺体を三木市の山中に遺棄したなどとされた男2人の裁判員裁判で、神戸地裁はそれぞれ懲役21年と懲役10年6カ月の判決を言い渡しました。

高砂市の会社役員の男(53)と稲美町の男(54)は、去年、知人のダンプ運転手西川寿さん(当時45)から嫌がらせを受けていると思い込み、軽トラックの車内で会社役員の男が西川さんの首をシートベルトで絞めて殺害し、遺体を三木市の山中に遺棄したとして殺人や死体遺棄などの罪に問われていました。

9日に神戸地裁で開かれた裁判員裁判の判決で飯島健太郎裁判長は、「嫌がらせをしていたのは稲美町の男の交際相手だったものの、西川さんがしていると一方的に思い込み犯行に及んだ」「悪質性は際立っている」と指摘した一方、「会社役員の男は殺人罪が成立するものの、稲美町の男は殺意があったとは言えず傷害致死罪にとどまる」として会社役員の男に懲役21年、稲美町の男に懲役10年6カ月を言い渡しました。

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