9月2日、神戸市北区の路上で親子が血を流して倒れているのが見つかった事件で、兵庫県警は7日、母親の背中を刃物で刺して殺害しようとしたとして、38歳の息子を逮捕しました。
殺人未遂の疑いで逮捕されたのは神戸市北区星和台の無職の男(38)です。
警察によりますと、男は9月2日の午後8時ごろから午後8時50分ごろまでの間、自宅で母親(68)の首をひも状のもので絞めた上、背中などを刃物のようなもので複数回刺して殺害しようとした疑いが持たれています。
2人は2日の夜、自宅の前で血を流して倒れている状態で見つかり、母親は背中などに複数の刺し傷が、男にも首に刺し傷があったことから、警察は2人の回復を待って事情を聞いていました。
調べに対し、男は「やっていない」と容疑を否認しているということです。
男は母親と2人で暮らしていたということで、警察が詳しいいきさつを調べています。